初心者でも1時間で波乗りできた!? ハワイでサーフィン体験

生まれて初めてのサーフィン体験!
「ハワイアン・ファイアー・ファイター」

ハワイ、と言えばサーフィンを思い浮かべる人も多い事と思います。
私も頭には、ビッグウェーブとその波に乗る、かっこいい男性が頭に
浮かぶものの、まさか自分が、サーフィンをする日がこようとは、
思いもしませんでした。

波の上で立つ・・・出来るようになるまで何年掛かるの?
そう考えるだけで、無理、という気持ちが先立ち、それまでやってみたい、とすら
思わなかったのです。

そんな私が、姉に誘われ体験した、「ハワイアン・ファイアー・サーフ・スクール」。
初心者でも本当に、サーフィンが出来るようになるの?

「ハワイアン・ファイアー・ファイター」とは?

「ハワイアン・ファイアー・サーフ・スクール」というのは、地元の消防士さんが
シフト制で、サーフィンを教えてくれるものだ、と姉から説明を受けました。

ハワイで、海に訪れる人が多ければそれだけ、海での事故もあるというもの。
消防士さんたちは海での救助活動も行うため、消防自動車にサーフボードを積んでいる
ほどなのです。

このレッスンは、1日2回行われていて、30分の浜辺での講習の後、1時間半、海での
実践となります。

さて当日。朝、8時にアウラニにお迎えが来ました。
お迎えに来て下さったのは明るい消防士さんで、オアフ島の西南に当たる、カポレイ近くのビーチ、“バーバーズ・ポイント・ビーチ”まで和やかにドライブです。

ビーチに着いたら・・・

スポンサーリンク

さて、海に到着しました。
その日は少し、波が荒いようでした。私たちの他に、海にいる人はいません・・・

水着になり、レンタルのラッシュガード、水中用シューズを身に着け、いよいよビーチレッスンです。
陸の上で、ではありますが、初めてサーフボードの上に立った気持ちは忘れられません。
海を見ながらポーズを付けると、気分はすでにサーファーです。

そんな気分のまま、号令に合わせて立ったりパドルの練習をしたり。
確か、そこにあったサーフボードは、普通のより水に浮きやすい物である、という
事で、初心者でも比較的簡単に、水の上で立てるとの事でした。

簡単に、って。その時もまだ、自分が海でサーフボードの上に立てるかも知れない、という
事が半信半疑だったのでした。

ビーチレッスンの30分間は、あっと言う間に過ぎてしまいました。

さて、いよいよ本番!

さて、いよいよ本番です!沖に向かってパドルします。

・・・あれ?まったく思ったように行かない。
波が荒いからか、単に下手なのか分かりませんが、沖がいつまでも遥か彼方です。
私より若い姪達はぐんぐん沖の方へ進んで行き、早くもサーフボードに立つポジションへと到達し、立つべく奮闘しています。
私も懸命に水を漕ぐのですが、進まないんです。
痺れを切らしたのか(多分そう)消防士さんが、サーフボードを掴んで引っ張って泳いで、沖まで連れて行ってくれました。

沖です。ですがやはり、そんなにすぐ簡単に、は立てませんw
昔身軽だったこの身も、今では陸でも起き上がるのに、どっこいしょ、と掛け声を必要と
しているくらいですから。
何度サーフボードから振り落とされた事か。記憶にあるのは、ボートから海面、陸の眺めよりも、ごぼごぼと潜り込んで見える海の泡の方が印象に残っています。

サーフボードで足を打ったりもして、こりゃ立てるようになんかならないんじゃないか、と
いう気持ちが沸き起こりました。
実はその時の私は、右足がずっと痛くて、まともに歩ける状態ではありませんでした。
しかし海に入ってしまうと、何とか立ってみたい!という気持ちになってきて、中々ボードに立てないながら何度も挑戦しました。
その度に、無言で消防士さんが沖に連れて行ってくれました。

後で言われましたが、普段はここまでしてくれないようなのですが、次のレッスンがなかった事もあり、大サービスして下さったようです。
もしかしたらあまりのパドルの下手加減に、指導が面倒臭かった、というのもあったのかも知れません。
今はスクールはなくなってしまったけれど、記事を書きながらも、あの時の消防士さん達、ありがとう!!!という気持ちになります。

何度もトライしている内に段々疲れてきて、しばらくぼーっと海に浸かっているその時、横を見てみると・・

小3の息子が軽やかに波に乗っているではありませんか!

ビックリしましたが、よく見ると後ろに消防士さんがいて、2人乗りでサーフィンをしてくれていたのです。

そんな事が出来るとは!さすがハワイの消防士さんです。

計5回くらい、乗せてもらったようです。

そのおかげで、今でも息子は、自分はサーフィンが出来るんだ、と錯覚しております。

最後の方になってやっと、少しコツが掴めた・・・?という所で時間切れとなってしまいました。

その時に撮ってもらった写真を見ると、みんな髪型はひどいもんですが、楽しそうな笑顔の写真が多かったです。

バーバーズ・ポイント・ビーチ」でのサーフィン以外での思い出

 

サーフィン以外にも、印象に残っている事があります。

一つは、野生のハワイアンモンクシール(アザラシ)が浜辺で寝ていたこと。

ハワイアンモンクシールはアザラシですが、温かい海を好むそうで、ホヌ(海亀)と共に、ハワイで保護されている生き物で、触ってはいけないのだそうです。

この時も少し離れて、監視員さんが椅子に座って見守っていました。

至近距離で見ることは出来ませんでしたが、浜辺でどーん、と寝そべっている
野生のアザラシは、かわいかったです。

二つ目は、着替えるために使った、トイレ兼、シャワールーム内の出来事。
シャワールーム内に、なんと、ジャブジャブ泡を立てて洗濯をしている親子がいました。
”ハワイにはたくさんのホームレスがいる“
常夏のハワイで、海辺でシャワーもタダで浴びられて、恵まれている環境だからこその
問題だ、と聞いた事がありましたが、見掛けた事はありませんでした。
あの人達はそうなのかな・・・?
着替えながら、人懐こそうに笑っている幼い女の子を見て、普段、どうやって暮らして
いるんだろう、と思わずにはいられませんでした。

知ってよかった事

さて、サーフィンに話は戻りますが、サーフィン後は着替えて、おやつをご馳走に
なりました。そこで出されたポテトチップスが美味しかったです。

後日、コストコで大袋で売っているのを見掛けましたが、全部食べてしまいそうな自分が
怖くて、買うのを我慢してしまいました。

姉は、Tシャツを購入していました。
アウラニの前のショップでも、Tシャツの販売はありました。
とてもカッコいいですよ!

アウラニの前以外にも販売されている場所が載っているサイトを見つけました。
http://jp.koolina.com/experiences/shopping.htm

今では体験出来ないスクールですが、今でも日本のアマゾンでも、Tシャツの販売は
あるのを見つけました。

以上、サーフィン体験「ハワイアン・ファイアー・サーフ・スクール」についてでした。

まとめ

ふくらはぎの日焼けに要注意。むき出し厳禁・・・